北海道の経済誌「財界さっぽろ」を発行している財界さっぽろ(札幌市中央区)は、単行本『元騎手 藤田伸二 生涯、やんちゃ主義』を8月1日から全国書店で発売を開始した。(写真は、単行本『元騎手 藤田伸二 生涯、やんちゃ主義』)
藤田伸二氏は、1972年2月日高管内新冠町生まれ。89年にJRA競馬学校に入学し91年デビュー。96年、24歳の時にフサイチコンコルドで日本ダービーを制覇、その後、シルクジャスティスやローレルゲレイロ、ヒルノダムール、トランセンドなどのG1馬の主戦騎手を務めた。デビュー以来、21年連続重賞勝利を記録、JRA通算勝利は歴代8位の1918勝。そのうち重賞93勝、G117勝を挙げ、特別模範騎手賞を2度受賞した。
2015年9月、43歳で現役を引退。翌16年10月から財界さっぽろ誌上でコラム「元騎手 藤田伸二 生涯、やんちゃ主義」を執筆。今だから話せる競馬界の裏事情や勝負師ならではの人生感などを独特な筆致で熱く綴っている。今回、この大好評連載をまとめ、『北斗の拳』の原作者である武論尊氏や元JRA騎手の安藤勝己氏、「メイショウ」オーナーの松本好雄氏との特別対談も収録、競馬ファン待望の1冊になっている。
四六判全256ページ、定価は本体1200円+税。問い合わせは財界さっぽろ編集局(☎011・521・5151)。