札幌学院大学(江別市)の法学部学生が、在学中に司法試験に合格した。同大学在学中の司法試験合格は初めてで、同大学では、合格を称えて、報奨金20万円を学生に授与することにした。
(写真は、法学部がある札幌学院大学江別キャンパス)
司法試験は、通常は、法科大学院修了者を中心に、高い専門性を持つ受験者が挑戦する難関試験。こうした中で、札幌学院大法学部法律学科4年生の村瀬裕矢さん(21歳)は、法科大学院を経ずに2024年に実施された司法試験予備試験に臨み、合格率3・6%という狭き門を突破、司法試験の受験資格を掴んでいた。そして、今回、2025年7月16日から4日間の日程で行われた本試験に臨み、合格した。村瀬さんは、これまでに行政書士試験や実用英語技能検定準1級にも合格している。
同大学は、「困難な道のりを学部在学中に突破した点は、学生本人の卓越した学修姿勢と継続的努力の結晶であり、法学教育に携わる者にとっても大きな励みとなる成果」としており、村瀬さんに報奨金20万円を授与することを決めた。



































