平和リハビリテーション病院、保険医療機関指定取り消し

医療関係

 医療法人社団静和会(札幌市西区)は2026年3月11日、同法人運営の平和リハビリテーション病院(札幌市西区平和306番1号) が、北海道厚生局から保険医療機関の指定取り消し処分を受けたことを明らかにした。過年度の診療報酬約1億8千万円の不正請求がその理由。(写真は、「平和リハビリテーション病院」)

 保険医療機関の指定取り消しは、2027年4月1日からで、それ以降、同病院の運営を継続することが事実上困難となる。このため、同病院が行っている事業について、保険医療機関の指定が取り消される前に、桑園中央病院(札幌市中央区)や南札幌脳神経外科(同市南区)など、道内で複数の医療機関を運営する医療法人社団CHCPヘルスケアシステム(札幌市南区川沿2条3丁目2-32)に事業譲渡する方向で、具体的調整を開始した。事業譲渡の実施まで、平和リハビリテーション病院は、通常通り診療を継続する。

 平和リハビリテーション病院は、脳血管疾患および運動器疾患などの患者に総合的リハビリテーションを行い、患者の持つ能力を最大限に引き出し、自立した生活ができるようにすることを使命としている。地域医療機関、ケアセンター、行政などと密接な連携をとり、患者中心の開放された療養環境の実現に努めている。病床数160床(医療療養120床、介護療養40床)、職員数97人。不正請求の中身は、看護職員人数が、基準を満たしていない中で診療報酬加算をしたことによるもの。当サイトには、2026年2月初旬、同病院の保険医療取り消しについて、匿名による情報提供があった。

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