塩漬け4年弱「パーラー太陽厚別中央店」跡地にH・N・メディックの医療施設

医療関係

 長く空き地の状態が続いていたパチンコ店「パーラー太陽厚別中央店」(札幌市厚別区厚別中央3条4丁目6ー20)跡地で、医療施設の建設が間もなく始まりそうだ。敷地内では重機が持ち込まれ、整地作業などが行われている。(写真は、ノモスが計画している医療施設の建設用地)

「パーラー太陽厚別中央店」は、国道12号に面し、厚別警察署の向かいに当たる場所に建っていた。2020年10月11日に閉店、閉店直後の同月末にノモス(札幌市厚別区)が取得した。その後、ノモスが注文者となってパチンコ店の解体工事が進み、2021年夏頃には、更地になった。以降、3年半ほど塩漬けにされていたが、このほど医療施設建設に向けた工事が始まった。

 敷地面積は約908坪(2998・12㎡)、そのうち建築面積として約588坪(1941・32㎡)を使って鉄骨造、4階建て、延べ床面積約1642坪(5418・79㎡)の医療施設を建設する。建築物の高さは17・920m。着工は、2025年3月1日頃となっている。建築主はノモス、設計、監理は久米設計(本社・東京都江東区)札幌支社(札幌市中央区)、施工は未定。

 ノモスは、腎臓内科と人工透析に特化したクリニックを展開している医療法人社団H・N・メディックの業務委託事業や不動産賃貸、管理事業などを展開しているグループ会社。H・N・メディックは現在、厚別区と東区、北広島市で透析クリニックを展開している。

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