北海道選挙区の自民党選出長谷川岳参議院議員(51)の連合後援会長に、昭和交通(本社・札幌市東区)会長、ほくていホールディングス(同・同市北区)会長などを務める加藤欽也氏(70)が、11月下旬に就任した。(写真は、長谷川岳参議)
長谷川参議は現在3期目。1期目の時から、元道副知事で北海道空港社長などを務めた我孫子健一氏(91)が会長に就いており、加藤氏は会長代行だった。加藤氏は、自民党1区から出馬経験のある船橋利実氏(62)の後援会長だったが、船橋氏が参議院に鞍替え、2022年7月の参院選に出馬したため、後援会長を大黒自工(本社・札幌市中央区)の紫藤正行代表取締役(73)と交代した経緯がある(船橋氏は3位当選)。
今回、長谷川参議の後援会長が我孫子氏から加藤氏になったのは、後援会の世代交代を進めていくため。加藤氏は、長谷川参議の次期選挙がある5年後までに後援会の若返りを進め、会長職も後継者に委ねる意向。加藤氏と紫藤氏は、ともに札幌商工会議所の副会頭を務めている。