札幌市長・秋元克広氏の連合後援会「さっぽろの未来をつなぐ市民の会」の2018年度総会が19日、札幌市内で行われた。役員人事で新たにニトリホールディングス(HD、札幌本社・札幌市北区、東京本社・東京都北区)会長の似鳥昭雄氏が顧問に、萌福祉サービス社長の水戸康智氏が副代表に就任した。IMG_7114(写真は、ニトリHD会長の似鳥昭雄氏)

「さっぽろの未来をつなぐ市民の会」は、当時の秋元副市長を市長にしようと2014年10月に経済界を中心に設立された。15年4月に秋元氏は市長に就任。以降、毎年1回この時期に総会が行われている。今年は来春の市長選を見据えて役員陣の強化が図られ、新たに顧問として似鳥氏が加わった。

 他の顧問には元北海道知事の堀達也氏、医療法人タナカメディカルグループ理事長の田中良治氏らがいる。似鳥氏は、これまで市長選など各級選挙の後援会役員には名を連ねることがなかったが、「政党色のない秋元氏を札幌の発展のために推したい」(当日読み上げられた似鳥氏の顧問就任挨拶から)と顧問に就任した。

 副代表には、前回選挙では秋元氏の対抗馬だった自民推薦、本間奈々氏の後援会役員を務めた水戸氏が新たに加わった。水戸氏は札幌青年会議所(JC)OB。
 なお、同会は共同代表制で、昭和交通代表取締役の加藤欽也氏、大黒自工代表取締役の紫藤正行氏、アークス社長の横山清氏の3人が引き続き代表を務める。


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