IMG_0098IMG_0103 フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(64)に2015年春の北海道知事選に出馬してもらうことを要請する『佐藤のりゆきさんを北海道知事に引っ張り出す会』の設立総会が23日、札幌プリンスホテル国際館パミールで開催された。札幌市内の30代経営者らが中心メンバーとなり正式に組織として出馬要請のための署名集めを始めることを決めた。来春までに3万人の賛同者を募り佐藤氏に要請する。会場には30代から50代の社会人や若い女性、大学生など約200人が詰めかけた。(写真左は約200人が参加した設立総会。写真右は『引っ張り出す会』代表の藤原直樹氏)
 
『引っ張り出す会』は、代表の藤原直樹氏(音楽プロデュース会社・和心代表取締役、39)が、佐藤氏らの組織する『北海道独立研究会』のシンポジウムに参加したのがきっかけ。医療福祉や観光、食など北海道が抱える問題に独立の気概を持って自立の道を進むことを提唱する佐藤氏の主張に共感、「北海道のリーダーは北海道で生まれ育ち、北海道を愛している人になってもらいたいという思いが強くなった。(現知事が)3期やって北海道は変わらないのに4期やって変わるはずがない。北海道が変わるには道産子のリーダーが必要」と藤原代表は引っ張り出す会を設立した経緯を説明した。
 
 設立総会では、佐藤氏や藤原氏と親交のある北海学園大菅原秀幸教授(国際経営学)や釧路公立大佐々木洋平非常勤講師(韓国語)、みんなで元気な北海道の会会長でサッポロ珈琲館会長の伊藤栄一氏、さらに北海道独立研究会メンバーの札幌秀友会病院白崎修一副院長がスピーチ、「のりゆきさんが知事選に手を挙げるかどうかわからないが、引っ張り出す会の力が大きくなって熱意が伝われば背中を押す力になるのでは」(白崎氏)と参加者に訴えた。
 
 引っ張り出す会では、12月13日現在で3650人の署名が集まっていることから知事選1年前の来春までに全道3万人の賛同者を募って佐藤氏に出馬を要請する考え。
 
 なお、設立総会には佐藤氏本人は出席していない。


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