IMG_8740IMG_8744 道議会議員を8期32年務め、日本消防協会会長などを歴任した「ハンコーさん」と親しまれた故高木繁光氏の通夜が13日午後6時から札幌市豊平区の北海斎場で行われた。高橋はるみ知事や堀達也前知事、道内選出国会議員など約800人が参列した。葬儀委員長を務めた旧自治省OB(道総務部長も歴任)で日本消防協会会長の秋本敏文氏は、「誰もが楽しくなるハンコー節を聞けなくなるのはとても寂しい」と別れを惜しんだ。(写真は、故高木繁光氏の通夜=2013年9月13日午後6時半ころ、北海斎場で)
 
 高木氏は、北海学園大経済学部卒。75年に道議(自民党・豊平区)に初当選、8期32年間務めて2007年に引退。病気療養中だったが10日午前死去、84歳だった。
 
 道議時代は、道議会の重鎮として道政全般で活躍し消防活動にも熱心に取り組んだ。消防団員として60年、団長として20年の実績があり、98年には北海道消防協会会長、道議引退後の10年には第10代の日本消防協会会長に就任した。
 
 葬儀委員長の秋本氏は、「高木先生が日本消防協会会長に就任されたころは政権交代時期で難しい問題がたくさんあった。東日本大震災が在任中に起き被災地に義捐金を差し上げたり、津波で流出した消防車両を寄付するなど様々なことに取り組まれた。また200人もの消防団員が殉職したが、その際に共済金の給付金を大幅に変更せざるを得ない大変つらい決定もされた。あのつらい決断がなければ協会運営は取り返しのつかない混乱になっていたと思う」と故人を決断力を称えた。
 
 11年11月に東日本大震災で殉職した消防関係者の慰霊祭が東京で行われた際には両陛下も出席、高木会長はすぐれない体調を押して出席、「誰にも真似のできない気力で会長の責務を果たされた。この時の高木先生の姿は全国の消防関係者に強い感銘を与えた」と秋本氏は語っていた。
 
 通夜には、高橋知事など道庁関係者や道議会関係者、地元豊平区の後援会関係者など約800人が参列し最後の別れをした。
 高木氏の道議引退後は長男の宏壽氏が地盤を引き継ぐ形で道議に当選。宏壽氏は道議2期目の昨年12月の衆院選で北海道3区から出馬し初当選している。


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