ニトリホールディングス(HD、札幌本社・札幌市北区、東京本社・東京都北区)は26日、北海道にマスク50万枚を寄贈した。ニトリHDの似鳥昭雄会長が道庁知事会議室で鈴木直道知事に目録を手渡した。(写真は、マスク50万枚の目録を贈呈したニトリHD似鳥昭雄会長=左と鈴木直道知事)

 似鳥会長は、「新型コロナウイルスで日本中が混乱しており、様々な感染予防策が行われているがまだ油断はできない。ふるさと北海道にマスクを寄贈させていただき、道民の方々に予防をしながらもいろんな面で活動してもらいたい」と寄贈の目的を話した。

 鈴木知事は、「似鳥会長からふるさと北海道のためにとマスクをいただき大変心強い。学校や介護施設など足りないところに早く届けたい」と感謝の意を示した。マスク50万枚は、4月末まで3回に分けて寄贈されることになっている。

 報道陣の取材に対して似鳥会長は、「新型コロナ対策として日本で最初に外出自粛をするなど北海道は早めに対応していると思う」と述べた。贈呈式でマスクをしていなかった点について鈴木知事は、「4月からは感染予防対策を徹底した上で対応していく期間にしたいと考えており、本日から月末までをその準備期間と位置付けているため」と話した。

 また、鈴木知事の後援会長として就任1年目の道政について問われた似鳥会長は、「期待した以上にやってくれている。ハッキリと主張を貫いている。いくつかの項目について期待通りだ。これからも政治生命がかかることがあるかもしれないが断固として主張を貫いてほしい」と評価していた。


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