JR北海道(本社・札幌市中央区)のグループ会社、北海道ジェイ・アール都市開発(同・同市西区)は、千歳エリアで、賃貸マンションの建設を始めた。グループで展開している賃貸マンション「ジュノール」の4号物件として、2026年3月の入居を予定している。(写真は、仮称「ジュノール千歳真々地」の建設場所=右側)
千歳市内は、ラピダスのパイロットラインの稼働や量産開始を前に、住宅需要が高まっている。市内では、アルファコート(本社・札幌市中央区)やセントラルリーシング(同・同)が、賃貸マンション建設を多く手掛けているが、北海道ジェイ・アール都市開発もJR北海道の旧社宅跡地を利用して、賃貸マンション建設を開始した。
建設場所は、道道77号千歳インター線にある、「ファミリーマート千歳インター店」の裏側に当たる千歳市真々地2丁目389-7。千歳インターから約2km、千歳駅から約1・5kmの場所。賃貸マンションの名称は、仮称「ジュノール千歳真々地」で5階建て、2LDK25戸(専有面積約61㎡)を予定。ZEH-M Oriented(気密・防露性能の一定基準を満たし、基準一次エネルギー消費量から20%以上の消費量を削減した建物)認定マンションとするほか、スマートホーム(家庭内の電化製品や住宅設備をインターネットで接続し、スマートフォンなどで操作・管理すること)を導入、1階住戸には、テラスを設ける。
設計、監理は宮川建設(本社・札幌市白石区)一級建築士事務所、施工も宮川建設。工期は、2205年3月14日から2026年1月31日まで。仮称「ジュノール千歳真々地」は、JR桑園社宅跡地を利用した物件と弥生会館・極楽湯跡を利用した物件に続いて、4号目の物件となる。