京阪電鉄不動産、サッポロファクトリー近くにマンション用地取得

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 京阪電鉄不動産(本社・大阪市中央区)は、サッポロファクトリーに近い札幌市中央区北3条東3丁目の約700坪を取得した。(写真は、京阪電鉄不動産が取得した土地。現在、解体工事が行われている)

 同社が取得したのは、北3条通に面した一角。サッポロファクトリーレンガ館の近くで、「ホテル創成札幌Mギャラリー」の向かい側に当たる。取得した土地には、ビル3棟が建っていたが、そのうちの近海ビルと三工舎機械ビルは、既に解体されて更地になっており、時間貸し駐車場として利用されている。こちらの土地は、2024年5月に不動産業のワイ・エス・ジー(本社・札幌市中央区)が取得した後、同年7月に、京阪電鉄不動産が取得した。

 もう一つ福山ビルは、現在解体工事中。福山ビルは、明治40年代に建設されたレンガづくりの旧福山商店(さっぽろ・ふるさと文化百選)と一体になったビルで、既にレンガづくりの建物は、解体されている。解体工事の注文者は、ワイ・エス・ジー、解体業者は大光(札幌市東区)。解体期間は、2025年3月24日から同年5月31日まで。

 こちらの土地は、2016年6月からクリーンリバー(本社・札幌市西区)が一時期取得していたが、2025年4月にワイ・エス・ジーを経由して、京阪電鉄不動産が取得した。サッポロファクトリー近くの北3条東4丁目では、タカラレーベン(本社・東京都千代田区)が、北海道日産自動車中央店跡地を取得しており、2街区でマンション開発が進みそうだ。

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