「北海道マイホームセンター札幌会場」規模拡大、隣接の旧北海道新聞豊平寮跡地を利用

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 北海道最大規模の住宅展示場「北海道マイホームセンター」の「札幌会場」(札幌市豊平区豊平1条10丁目)が、規模を拡大する。東側に隣接している旧北海道新聞豊平寮跡地に、会場用地を広げる。現在、増設工事を進めており、2025年12月頃に、増設工事を終える。(写真は、旧北海道新聞豊平寮跡地)

「北海道マイホームセンター」は1973年8月、住宅に関する質の高い、総合的な情報を提供する常設の展示場として、北海道、札幌市、北海道新聞社、北海道文化放送の共催で、札幌市東区に開設された。現在は、5都市7会場を開設、ハウスメーカー25社が、77棟のモデルハウスを公開している。

「札幌会場」は、1974年開設で、今年は45年目。7月から既存会場のリニューアル工事と隣接している旧北海道新聞豊平寮跡地の増設工事に着手している。同寮は、1981年8月に建設された、鉄筋コンクリート造の4階建て。2003年12月からは、LEE不動産(本社・札幌市北区)に建物を賃貸、シニア向け賃貸住宅「リーハウス豊平」(60室)になった。竣工から43年、「リーハウス豊平」は運営を終了、2024年3月に、建物の解体工事が始まり、同年8月には、更地になっていた。

 増設工事は、北海道新聞社が建築主で、建物の設計、監理は建築企画山内事務所(函館市)、施工は丸彦渡辺建設(本社・札幌市豊平区)、工期は2025年12月10日までとなっている。旧北海道新聞豊平寮跡地の面積は約580坪で、増設によって「北海道マイホームセンター札幌会場」は、2割ほど広くなり、モデルハウス棟数も増える見通し。

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