不動産業のサラサ、ススキノ飲食店ビル「ジャスマック札幌3番館」取得

不動産マーケット情報

 不動産業のサラサ(本社・札幌市中央区)は、ススキノの飲食店ビル「ジャスマック札幌3番館」(同市同区南5条西5丁目8-1)の土地建物を取得した。サラサは、飲食店ビルとしてリノベーションするか、売却するか、利活用法を2024年7月中に決める。(写真は、サラサが取得した「ジャスマック札幌3番館」)

「ジャスマック札幌3番館」は、1983年11月に竣工した飲食店ビル。土地面積は約90坪(297・51㎡)、建物は地上8階建て。権利関係は複雑だったが、2013年2月にジャスマック(本社・東京都港区)に一本化。2024年5月末に、サラサが土地建物を取得した。テナントは、売買時点までに全撤退している。

 土地には、サラサを債務者にして札幌信用組合(本店・札幌市中央区)が、5億4000万円の根抵当権を設定している。サラサは、飲食店ビルとしてリノベーションして利用するか、インバウンド需要を見越したホテルにコンバージョンするか、空きビルとして売却するかを近く決める。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER