札幌・南3西5「パラカパーキング101」跡地にホテル、サムティが計画

不動産マーケット情報

 札幌市中央区南3条西5丁目9-1の「パラカパーキング101」跡地に、サムティ(大阪本社・大阪市淀川区、東京本社・東京都千代田区)がホテル建設を計画している。(写真は、「パラカパーキング101」の解体工事現場)

「パカラパーキング101」は、南3条通と西5丁目通交差点の北西角にあった、8階建て時間貸し駐車場。当初は別の事業者が所有運営していたが、2004年12月にパラカ(本社・東京都港区)が取得して「パラカパーキング101」に変更、2023年夏まで営業を続けていた。
 土地建物は、2019年に9月に福岡地所(本社・福岡市博多区)の所有に変わったが、2021年12月に不動産開発事業を展開するサムティが取得。同社は、2023年9月4日から建物の解体工事を進めている。解体業者は本間解体工業(同・札幌市西区)で、工期は2024年3月31日まで。

 サムティは、跡地にホテルの建設を計画している。敷地面積は約248坪(820・16㎡)、そのうち建築面積として約178坪(590・07㎡)を使って鉄筋コンクリート造、地下1階、地上13階建ての建物を建設する。延べ床面積は約2145坪(7080・81㎡)、建築物の高さは44・95m。
 着工は2024年5月1日頃を予定している。設計、監理はアイ・エー・シー(札幌市中央区)、施工は未定。サムティは、自社ブランドのホテル「S-PERIA(エスペリア)」を展開しているほか、ホテルの一棟貸し事業も展開している。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER