サムティ・レジデンシャル投資法人(東京都千代田区)が資産の運用を委託している資産運用会社、サムティアセットマネジメント(同)は、札幌市西区西町北11丁目1-1の賃貸住宅・店舗の資産を取得した。取得価格は9億4000万円。取得先はサムティ(本社・大阪市淀川区)。(写真は、「S-RESIDENCE西町」)
取得したのは「S-RESIDENCE西町」の不動産信託受益権。賃貸住宅・店舗は、国道5号沿いにあり鉄筋コンクリート造、地下1階地上5階建て。以前は、「ヴィクトリアステーション手稲東店」があった場所。2021年4月の閉店後に店舗は解体され、跡地約413坪(1365・40㎡)を使って「S-RESIDENCE西町」が建設された。建築主は、サムティ、設計、監理は有限会社エー・トランスデザインワークス(札幌市中央区)、施工はエイビーシー建設(同市豊平区)。竣工は2023年3月。
「S-RESIDENCE西町」は、コンパクト・ファミリータイプの物件で、賃貸可能戸数は61戸。1階には焼肉店の「大仁門西町店」が入っている。2023年9月の稼働率は97・4%。取得価格の土地比率は34・1%、建物比率は65・9%、直接還元法による利回りは4・5%、DCF法による最終還元利回りは4・7%。取得日は2023年11月30日。サムティ・レジデンシャル投資法人の札幌市内の所有物件は、今回の「S-RESIDENCE西町」が18物件目になる。