2023年4月9日で閉店した和洋菓子、パンの「もりもと南郷通店」解体工事が終了し、更地になった。現場は、地下鉄「南郷7丁目駅」の駅チカにあって、南郷通と水源地通の交差点角地。立地環境が良いため、跡地利用に関心が高まっている。(写真は、「もりもと南郷通店」跡地)
「もりもと南郷通店」は、2003年10月にオープンした路面店。もりもとが建築主として建てた店舗で、建物壁面には「石窯のパン」の銘板も掛けられていた。一部の壁には石がコンクリートに埋め込まれた仕様にもなっていた。同店2階には、札幌事務所も併設されていた。
今年4月9日に20年間の営業を終了した後、解体工事が始まった。工事の終了は6月20日(火)が予定されている。注文者はもりもと(本社・千歳市)、解体工事はACN(札幌市中央区)が行っている。
土地は、新北光石油(札幌市東区)が所有していたが、2007年4月にノルテコーポレーション(同市中央区)が取得、現在に至っている。この土地は、視認性が高くアピール効果も高い環境のため、今後の利活用が注目されている。ノルテコーポレーションは、既に解体されている旧「イトーヨーカドー恵庭店」(恵庭市)の土地建物を所有していたこともあった。