Jリート(不動産投資信託)のユナイテッド・アーバン投資法人(東京都港区)が資産の運用を委託する、資産運用会社ジャパン・リート・アドバイザーズ(同)は、12月22日付で札幌米里物流センター(札幌市白石区米里3条3丁目5-15)の信託受益権を11億7700万円で取得した。(写真は、札幌米里物流センター)
札幌米里物流センターは、道央道札幌インターチェンジ近くに立地しており、1998年9月に竣工した4階建ての物流施設。土地は1470・99坪(4862・78㎡)、建物の延べ床面積は2235・32坪(7389・49㎡)。テナントとして、バンダイナムコ(本社・東京都港区)グループの物流子会社、バンダイロジパル(同・同都葛飾区)とロジパルエクスプレス(同・同)が入っており、稼働率は100%。テナントは継続して利用する。
取得先は、みずほ丸紅リース(同・東京都千代田区)で、同社は2021年10月に本物件を取得していた。鑑定評価額は12億9000万円。運営純収益は6846万円、想定利回りは4・9%となっている。
ユナイテッド・アーバン投資法人が北海道で所有する物件は、新札幌センタービル(札幌市厚別区、取得額9億8700万円)、パシフィックマークス札幌北1条(同市中央区、同17億9000万円)、スマイルホテルプレミアム札幌すすきの(同、42億3300万円)、UURコート札幌南3条プレミアムタワー(同、20億5000万円)、宮の森2条開発用地(同、3億7000万円)と今回の札幌米里物流センターの6物件になった。