札幌中心部からから定山渓方面に伸びる石山通(国道230号線)の南10条から南12条にかけての街並みがアップデートに向けて動き始めているが、その先陣を切るように「ホンダカーズ南札幌南10条店」が建て替え新店を予定している。(写真は、解体工事が進んでいる「ホンダカーズ南札幌南10条店」)

 石山通の南10条から南12条にかけて、更地が急速に増えてきた。1000坪を超える更地になった「カトリック山鼻教会」を筆頭に、北海道三菱自動車販売(本社・札幌市中央区)の社員駐車場、北海道日刊スポーツ新聞社(同・同)が所有していた三井のリパーク札幌南10西11駐車場、旧「北海道マツダ販売中央店」など、次の新たな展開に向けた仕込み中といった様相。

 そんな中で、ホンダカーズ南札幌(本社・札幌市中央区)は、「ホンダカーズ南札幌南10条店」(同市同区南10条西11丁目2-6)を解体し新店舗を建設、2022年10月にリニューアルオープンさせることになった。「ホンダカーズ南10条店」は、1983年9月に本社機能を持ったディーラー店舗としてオープン。その後、中央区南25条西1丁目1-7に本社機能を持った「中央店」を建設、本社を移転。以降、店舗として営業を続けてきたが、築39年となることから、建て替えて新店舗を建設することになった。

 このため、同店の営業は2022年2月28日で終了、現在は建物の解体工事に入っている。解体工事の注文者は、土地・建物所有者の越川興産(札幌市豊平区)、本間解体工業(本社・同市西区)が解体工事を行っている。工事期間は2022年2月28日から同年4月30日まで。更地になって以降、新店舗建設に入り今年10月に建て替えオープンする予定。ホンダカーズ南札幌は、隣接する三井のリパーク札幌南10西11駐車場を取得しており、こちらも利用しての新店舗となりそう。「ホンダカーズ南10条店」が先陣を切る形で石山通の街並みアップデートが進んでいきそうだ。


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