JR札幌駅北口でオフィスビル建設を進める京阪電鉄不動産、3棟目を計画

不動産マーケット情報

 京阪電鉄不動産(本社・大阪市中央区)は、札幌市北区北11条西4丁目1-26に、オフィスビルを建設する。同社はJR札幌駅北口近くの旧「瑞宝舎」跡にオフィスビル2棟を竣工させており、今回のビルが市内3棟目となる。(写真は、京阪電鉄不動産が建設するオフィスビル予定地)

 建設場所は、北海道大学の東側で西5条樽川通から、地下鉄北12条駅方向に入ったところ。現在は、ダイヤ電子工業(本社・札幌市中央区)の時間貸し駐車場「ダイヤパーク北11西4」として利用されている。敷地面積は約162坪(536・31㎡)で、そのうち約114坪(379・46㎡)を利用して、鉄筋コンクリート造の地上6階建ての建物を建設する。オフィスと一部は店舗を想定している。述べ床面積は約657坪(2170・32㎡)、建物の高さは25・80m。着工は、2022年3月下旬を予定している。設計、監理はアイ・エー・シー(札幌市白石区)、施工は未定。

 京阪電鉄不動産は、札幌市内で分譲マンション建設やホテル建設(建設後に一棟貸し)で実績があり、オフィスビルも宝飾・雑貨のバラエティ専門店だった「瑞宝舎」跡地を利用して、「THE PEAK SAPPORO」(北10条西3丁目)と「THE PLACE SAPPORO」(同)を竣工、稼働させている。JR札幌駅北口エリアで京阪電鉄不動産のオフィスビルが目立つようになってきた。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER