京阪電鉄不動産(本社・大阪市中央区)が札幌市北区北10条西3丁目にあった時計・宝石・貴金属・贈答品の旧「瑞宝舎」贈貨事業部棟跡地に建設していた、オフィスビル「THE PLACE SAPPORO」が8月に竣工する。6月には南側の「瑞宝舎」財貨事業部棟跡地に「THE REAK SAPPORO」を竣工させており、JR札幌駅北口エリアに2棟の新しいオフィスビルが誕生する。(写真は、8月に竣工する「THE PLACE SAPPORO」)

「THE PLACE SAPPORO」は、鉄筋コンクリート造と鉄骨造一部鉄筋コンクリート造の地下1階、地上8階建て、延べ床面積は約2583坪(8541・17㎡)。基準階面積は約242坪(802・96㎡)、天井高は2・75m、エレベーターは2基、42台収容の機械式立体駐車場を備えている。

 1階には、約140坪(約462㎡)の店舗スペースがあり、2階から上層のオフィス区画は、ワンフロア約240坪(約792㎡)の無柱空間となっており、札幌では希少な区画になっているという。窓は床面から天井高まで大きく取られ、最新の大型オフィスビルに匹敵するグレードがアピールポイントになっている。

 同社は、6月に地下1階、地上9階建て、延べ床面積約2583坪(8541・17㎡)のオフィスビル「THE PEAK SAPPORO」を竣工させている。JR札幌駅北口に誕生した2つの本格的オフィスビルの竣工により、北口エリアの街角の表情が変わっていきそうだ。



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