ススキノ大変革 !「ラフィラ」跡の商業・シネコン・ホテル大型複合施設着工

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 札幌ススキノ「ラフィラ」跡の札幌市中央区南4条西4丁目1番1で高さ78mの大型複合施設の建設が2日、始まった。食品スーパーやドラッグストア、ホテルなどが入リ、ススキノの夜の賑わいに加え昼の賑わいを創出することを目指す。ススキノ玄関口は2023年秋に大きく生まれ変わる。(画像は、「ラフィラ」跡で建設が始まった大型複合施設の完成イメージ)

「ラフィラ」跡の建設プロジェクトは、仮称「札幌すすきの駅前複合開発計画」。東急不動産(本社・東京都渋谷区)、竹中工務店(同・大阪市中央区)、イトーヨーカ堂(同・東京都千代田区)、アインファーマシーズ(同・札幌市白石区)、キタデン(同・同市中央区)が建築主となって進める。

 建物は、地下2階、地上18階建て、地下2階にイトーヨーカ堂の食品スーパー、1階の1部にアインファーマシーズのコスメ&ドラッグストア、5~7階はTOHOシネマズ(本社・東京都千代田区)による10スクリーン、約1800席のシネマコンプレックス、7~18階には東急ホテルズ(同・同都渋谷区)による約407室のホテルの入居を予定している。
 このプロジェクトでは、まちづくりへの貢献のため、憩いの場・集いの場として2~3階に屋内外広場を設けるほか、街の回遊性と公共交通機関の乗り換え利便性が向上する屋内貫通通路を1階に設置、月寒通(国道36号線)に面する屋内バス待合所の設置、共同荷捌きスペースを整備する。

 ビル上層部にもガラスカーテンウォールを採用、施設内の賑わいを街中にも発信する。また、月寒通と駅前通のススキノ交差点は、広告看板が象徴となっていることから、北側外壁面には大型ビルボード(屋外広告用看板)を取り付ける。
 敷地面積約1562坪(約5157㎡)、建築面積約1431坪(約4725㎡)、延べ床面積約1万6175坪(約5万3378㎡)。設計、施工は竹中工務店。駐車台数は「ラフィラ」時代の137台から71台(荷捌き用含む)と半減する。

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