札幌のマンションデベロッパー2社が、札幌市内でマンション建設に入る。日本グランデ(本社・札幌市中央区)は中央区宮の森で、クリーンリバー(同・同市西区)は豊平区平岸でそれぞれ3月から4月にかけて着工する。(写真は、仮称「グランファーレ宮の森」の建設場所)
(写真は、解体中のマンション酒井。解体後に「クリーンリバーフィネス平岸スクエアイースト」が建設される)
日本グランデは、中央区宮の森3条4丁目24、28ー1で仮称「グランファーレ宮の森」を建設する。地下鉄西28丁目から約600mの距離で民家やアパートが建っていた場所。敷地面積は約813坪(2685・74㎡)、そのうち建築面積約428坪(1415・61㎡)を使って、鉄筋コンクリート造の地上5階建ての建物を建設する。建物の高さは15・400m、戸数は51戸、延べ床面積は約1500坪(4952・08㎡)。着工は、2021年3月中旬を予定している。建築主は日本グランデ、設計、監理は日本グランデ一級建築士事務所、施工は未定。
クリーンリバーが豊平区平岸4条8丁目25番の内の白石中の島通沿いで建設するのは、「クリーンリバーフィネス平岸スクエアイースト」。1977年9月に建設されたマンション酒井跡地に建設するもので、現在は同マンションを解体工事中。解体はクリエイト(札幌市清田区)が行っている。地下鉄平岸駅徒歩4分の距離。
敷地面積約282坪(932・62㎡)のうち、建築面積約121坪(402・00㎡)を使って、鉄筋コンクリート造の地上13階建ての建物を建設する。建物の高さは39・53m。戸数は48戸で、延べ床面積は約1080坪(3564・55㎡)。21年4月26日頃に着工する。建築主はクリーンリバー、設計、監理はゲイツコンセプトワーク(札幌市中央区)、施工は未定。