札幌市中央区宮の森4条13丁目の荒井山の麓でマンション建設が進んでいる。仮称「宮の森集合住宅」の新築工事がそれで、竣工は2021年12月下旬となっている。(写真は、仮称「宮の森集合住宅」の新築工事現場)
建設場所は、大倉山小学校から約200m離れた荒井山緑地の麓。建物が建っていなかった土地で、2006年に共有者全員の持ち分が札幌の宅地建物取引業者に移転されたが、16年には近隣の個人が代物弁済で取得。さらに17年に、現在の土地所有者で仮称「宮の森集合住宅」の建築主であるクロニクル(本社・東京都港区)に売却された。
クロニクルは、リノベーションマンション分譲事業や新築戸建て、土地分譲事業などを手掛けている。仮称「宮の森集合住宅」の敷地面積は約1337坪(4413・15㎡)で、そのうち約525坪(1735・35㎡)を建築面積として使い、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造の地下2階、地上3階建ての建物を1棟を建設中。延べ床面積は約1514坪(4997・72㎡)、建物の高さは8・51m。建設工事は、20年5月から始まっており工事完了は21年12月中旬。
設計、監理はフィルド(札幌市中央区)、施工は砂子組(本社・空知郡奈井江町)。建設場所の周辺は高級住宅街の一角で札幌中心部が一望できる立地となっている。