タカラレーベン(本社・東京都千代田区)は、札幌市内5棟目となる分譲マンション「レーベン学園前」(仮称)の建設を計画している。(写真は、仮称「レーベン学園前」の建設予定地)
建設予定地は、札幌市豊平区水車町3丁目52ー1ほか。菊水・旭山公園通と中の島通の交差点西南角地で旭小学校の近く。土地所有者は複数の個人だったが、2019年11月にセナ・ホームコーポレーション(本社・札幌市中央区)が一括取得して整地作業を進めた。同社は今年4月にタカラレーベンに売却した。
敷地面積約881坪(2909・14㎡)のうち、建築面積約286坪(946・25㎡)を使って鉄筋コンクリート造の地上15階建てのマンションを建設する。戸数は125戸で延べ床面積は約3201坪(1万563・71㎡)、建物の高さは44・99m。着工は20年10月1日を予定している。建築主はタカラレーベン、設計、監理は企画設計事務所オルト(札幌市中央区)、施工は未定となっている。
タカラレーベンは、17年4月に札幌営業所(中央区北2西3、敷島ビル6階)を開設、札幌に進出した。これまでに「レーベン環状通東」(東区、19年9月竣工、30戸)、「レーベン大通公園THE CENTRAL WEST/EAST」(中央区、20年1月竣工、49戸×2)を分譲済みで、現在は「レーベン琴似THE PRIME」(西区、20年12月竣工予定、87戸)、「ネベル円山公園表参道」(中央区、21年2月竣工予定、30戸)を建設中。今度の「レーベン学園前」(仮称)は、同社が手掛ける札幌5棟目でこれまでの中では最大規模になる。