関西拠点の総合不動産テベロッパー、サムティ(本社・大阪市淀川区)は、札幌市中央区大通西5丁目でオフィスビルを建設する。物販又は飲食店舗も組み込み、市内中心部で旺盛なオフィス需要に対応する。(写真は、サムティが建設するオフィスビル用地)
サムティが建設を計画している土地は、現在、三井不動産リアルティ(本社・東京都千代田区)が「三井のリパーク札幌大通西5丁目第4駐車場」として利用している。地番は大通西5丁目9ー2、10ー2で大通と南一条通の仲通通り角地。
敷地面積は約151坪(499・24㎡)、このうち約132坪(435・91㎡)を利用して鉄骨造の地上10階建てビル1棟を建設する。延べ床面積は約1355坪(4473・32㎡)。建物の高さは43m。着工は、2019年5月初旬を予定している。 建築主は、サムティ札幌支店(札幌市中央区)、設計、監理は創建社(同)、施工は未定。
サムティは、東京証券取引所1部上場で2017年11月期の売上高は、604億7900万円、営業利益は101億3100万円。15年5月に札幌支店を開設している。札幌市内に賃貸マンション15棟のほか物流施設、auショップ宮の沢も所有。また、虻田郡倶知安町では、「スマートホテル倶知安(旧ナンコウホテル)」も所有している。
18年1月には、北海道財務局が実施した札幌市中央区南9条西23丁目の元北海道森林管理局宿舎跡(敷地面積521坪=1722・04㎡、建物付き)の入札で同社が3億7100万円で落札している。