明治のグループ会社で、キャラメル・チョコレートの製造、販売を行う道南食品（本社・函館市）は、2024年9月3日（火）に、北海道エリア限定の土産商品として「北海道 生食感チェルシーバタースカッチ味」を新発売する。
1971年に販売を開始して以来、53年間親しまれてきた明治のキャンディー「チェルシー」は、今年3月、惜しまれながら販売を終了した。道南食品は、長い歴史のあるこのロングセラーブランドを、何とか形を変えてでも継続できないかと模索していた。チェルシーの主原料には、バター、クリームなどの乳製品と砂糖などの糖原料が使われ、それらを高温で煮詰めて作っていることから、「北海道の優れた品質の乳製品と北海道のビート糖で作ったら“特別なチェルシー”ができるのではないか？」という発想から、開発がスタートした。
開発にあたり、チェルシーが発売された当初の驚きのおいしさ、感動を現代で表現するには、新しい食感の方が良いと考え、新技術を活用して「北海道 生食感チェルシー」が誕生した。こうして開発された「北海道 生食感チェルシー」を、「北海道だけで出会える特別なおいしさ」の土産商品として、原料供給地の北海道にあり、高温で煮詰めることができる、キャラメル設備を持つ道南食品が、販売することとなった。
「北海道 生食感チェルシーバタースカッチ味」は、北海道産の発酵バターと北海道産生クリームを使用し、北海道で作った“特別なチェルシー”濃厚なチェルシーバタースカッチが、やわらかく、とろけるくちどけの「生食感」で味わうことができる。
販売は、道内の観光土産取扱店。2024年8月10日（土）から、新千歳空港で先行販売する。1袋90g、希望小売価格は864円（税込み）。
