そもそもスポンサー契約をしていながら、東京五輪に対して開催を批判するという謎行動をしていた新聞6社(「読売新聞グループ本社」「朝日新聞社」「日本経済新聞社」「毎日新聞社」「産業経済新聞社」「北海道新聞社」)は、東京五輪をなぜ報道したのでしょうか。開催批判と五輪報道は別なのでしょうか。

 5月26日付朝日新聞の社説では「今夏の開催の中止を決断するよう菅首相に求める」とはっきりと五輪開催中止を主張していますね。

 でも皆さま、もう一つ記事の傾向があるんですよ。タイトルを見てみましょう。

・「曇天でも棄権続出 リオ大会から大幅増―男子マラソン」(8月8日付時事通信)
・「『危ない』『これは危険です』と実況、解説 3割棄権の過酷すぎた男子マラソン」(8月8日付デイリースポーツ)
・「マラソン、棄権の割合は大幅増」(8月9日付共同通信)
・「五輪、酷暑リスク鮮明に マラソン男子は3割弱が途中棄権」(8月8日付日本経済新聞)

 東京より気温が低いということで札幌移転が決定したのに、真夏日が18日連続となり97年ぶりの最長記録更新となった札幌では、皮肉なことに男子マラソン当日の朝は26度で湿度80で、東京で開催しても変わらなかったとか、棄権率が3割で選手にとっては過酷な大会だったといった内容でした。

 個人がSNSで「台風で雨、風の中だけど気温が変わらないなら東京で開催したほうが良かった」とか、「もっと涼しい釧路で開催するべきだった」とか自由に発信するのは、台風の中を走るの?えっ?と思いつつ仕方がないとしても、影響力のある大メディア様が「過酷だった」「棄権者続出」とか、西日本スポーツにいたっては、「福岡から札幌に入った」という記者から「時間変更、変わらぬ猛暑 沿道の『密』と大声…『マラソン札幌開催』とは何だったのか(8月8日付)」と札幌の名前を出して書かれると、地元の人間からすればいい気はしませんね。



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