このコーナーは皆さんに少しでも気晴らしになればと思って書いているので、あまり新型コロナウイルスについてはふれたくないのですが、昨日からTwitterのトレンドに「さっぽろ雪まつり」が入っていてちょっと書きたくなりました。すぐに削除するかもしれませんが、3月2日の「北海道は怖いですか?」というタイトルの「今日のひとこと」も良かったら併せて読んでみてください。
雪まつりがコロナの感染拡大につながった原因とみて、専門家が中止すべきだったという記事について反応が多かったことでトレンド入りしたようなんですけどね……。以前からテレビで感染者の行動履歴として札幌旅行とか雪まつりに行ったことが強調されていて、ずっと違和感があったのですが、道民の皆さんもそれまでの報道に不満が溜まっていたのでしょうか。Twitterでは「そもそも中国からの入国制限をしなかったから悪かったのでは」とか「札幌での感染率はそこまで高くないし、満員電車のほうが怖いのでは」というコメントとともに「札幌叩き」というワードも目立ちました。
あれ?このワードどこかで出てきましたね。そうです、昨年、東京オリンピックマラソンの札幌開催の報道で話題になっていました。当時うんざりしていた札幌、北海道叩きがまた始まりましたね(笑)。本当に道外のお方たちは北海道、札幌を目の敵にするのがかくもお好きなんでしょうか、“マスゴミ”さんと言われしまう理由の一つでは。かくいうリアルエコノミーも大手を振ってそうではないと言いきれませんがやはり胆に銘じたいものです。
今回取り上げられていた記事も含めてですが、まだいろいろ確定しない段階で、雪まつりや札幌・北海道旅行が感染原因だと報道する意味はどれほどあるのでしょう。他にもっと伝えるべきことがあると思っている国民、道民、市民は多いでしょう。
北海道だけはないですが、皆さんやっと春が来て、外へ出て春の訪れを体いっぱいに感じたいところを我慢、我慢で日々なるべく外出しないように過ごしています。特に子どもたちは今ごろ学校で勉強したり、楽しく遊び回ったりしているころ。そんな子どもたちを両親や祖父母、教育機関、医療機関の方々は自分たちがどんなに苦しい状況でも支えているのが実態です。その状況の緩和に少しでもつながるような有益な情報を発信したいものです。
当サイトも含めて、あらためてメディアの在り方が問われていることを新型コロナウイルスが突き付けています。自覚しようと思います。