コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、社会医療法人柏葉会(同・同市豊平区)とコラボしてスムージーの「ほうれん草味噌」、「パイン甘酒」を開発、コープさっぽろの55店舗で取り扱いを始めた。(写真は、コープさっぽろと社会医療法人柏葉会が共同開発したトヨヒコスムージー。正面左から「ほうれん草味噌」、「パイン甘酒」)
コープさっぽろは、2021年7月からスイーツやスムージーの独自ブランド「トヨヒコ」を立ち上げ、「おしゃれかわいい」をコンセプトに農産部門で仕入れたフルーツや乳製品を使用、店内調理で手作りして一部店舗で販売を開始している。
今回、柏葉会の理事が「トヨヒコスムージー」のおいしさとおしゃれ感、独特の「とろみ」に着目、飲み込みに不安がある、高齢者向け栄養補助食品の開発をコープさっぽろに持ちかけたのが発端で、共同開発が実現した。
2月9日から販売を始めた「ほうれん草味噌」、「パイン甘酒」は、新鮮な野菜や果物をまるごと使用、優れた栄養価に加えてファッション性も高いのが特徴。飲み込みに配慮した程良い「とろみ」を実現しているため、栄養不足になりがちな高齢者向けの栄養補助食品として適している。価格は、「ほうれん草味噌」が本体価格380円(税込み410円)、「パイン甘酒」が同400円(同432円)。「トヨヒコ」を取り扱っている55店舗で販売している。