国分北海道(本社・札幌市中央区)は、4月24日に白老郡白老町で開業するウポポイ(民族共生象徴空間)を応援する関連商品として地元特産の白老牛を使った「白老牛カレー」と、虎杖浜のたらこを使用した「虎杖浜たらこパスタソース」2種の3品を2日から道内で発売開始した。(写真は、地元ブランドの黒毛和牛を使った「白老牛カレー」)
(写真は、地元産の虎杖浜たらこを使ったパスタソース=クリーム味)
国分北海道は道の食のサポーターに任命されるなど、道産食材を利用した食品開発を積極的に行っている。このほどウポポイ開業にあたり、地元を盛り上げる一環として白老町特産の食材を使ったオリジナル商品を開発した。
地元のブランド黒毛和牛「白老牛」を使用した「白老牛カレー」は、レトルトカレーとして初めて白老牛を使用。肉の目利きを地元業者に依頼して調達、肉の塊を3つ入れてスパイシーな味に仕上げている。製造は南華園(札幌市豊平区)が担当、内容量180g、賞味期限は常温で720日。希望小売価格は北海道エリア700円(税別)、道外は800円(同)。道内は観光地売店や道の駅、百貨店、量販店で2日から販売、道外は全国の北海道フェアなどで20年夏から販売予定。初年度1万個の販売を予定している。
「虎杖浜たらこパスタソース」は、虎杖浜の前浜で獲れたスケトウダラのたらこを使用。北海道産クリームを使った「クリーム味」とトマトの酸味をアクセントにした「トマト風味」の2種で製造は同じく南華園。内容量120g、賞味期限は常温で365日。価格は北海道エリア400円(税別)、道外は500円(同)。道内外とも2日から販売を始めた。2種類で初年度2万個の販売を計画。
国分北海道は、さらにウポポイ関連商品の販売を予定しており、開業に向けて機運を盛り上げていく考えだ。