元副知事の麻田信二さん(62)が、副知事を辞めてから4年、麻田さんは現在3足?の草鞋を履く。
一つは酪農学園理事長であり、二つ目は農園主として、そして三つ目はコープさっぽろの理事会議長としての顔だ。道庁で農政畑を歩み、農政部長から久々の一次産業出身の副知事誕生となったものの、2年で退任。道の関係団体にも天下りすることなく、きっぱりと退路を断って転進は、周囲の反発をかった半面、自らの生きかたを貫くという面で拍手を送る関係者も多かった。


麻田さんの現在の仕事はどれも未来の北海道を築くうえで欠くことのできないものだが、「もっともやりたかったことは何ですか?」と聞くと、「農業が一番やりたかった」とすかさず答える。
道の農政部長時代には、長沼町に土地を買って自宅を移しており、さすがに副知事時代は一時公邸に住んだものの、退任後は長沼に定住、第2の人生をスタートさせている。
道庁勤務時代から、長沼でブルーベリーなどの小果樹類を栽培してきたが、道を辞めてから本格的に農業に従事。しかし翌年、酪農学園理事長に推され、農業を担う人材の育成や食に関する人材を育てることに使命を感じて理事長に就任。
それでも、やはり週末や手の空いた時には農業に勤しむ。
農園の面積も広げて現在は5反歩。調べてみると1反歩は300坪だから1500坪の農地ということになる。ここに植えているブルーベリーの本数は約1000本で以前からの500本と合わせると1500本のブルーベリーが育っているという。
麻田さんは、「駐車場も整備したので、観光農園として皆に来てほしいですね」とまもなく収穫期を迎える麻田農園が楽しみな様子。
3足の草鞋を履く麻田さんの根っこには、やはり農業があるようだ。
(写真は、麻田信二さん。長沼の麻田氏の農園にて)

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