イオンは24日、同社が保有するイオン北海道のA種種類株式の一部について取得請求権を行使し対価としてイオン北海道の普通株式の交付を受けることになったと発表した。
イオンが保有するイオン北海道のA種種類株式2450万株のうち600万株について、24日に普通株式を対価とする取得請求権を行使した。この結果、イオングループによるイオン北海道の普通株式の株式保有割合は、52・88%から70・40%に高まる。
交付を受ける普通株式数は、1800万株で転換完了予定日は2月28日。A種種類株式の取得請求権を行使する目的は、イオン北海道の業績回復が背景にある。種類株式を(普通株式に)転換していくことがイオン北海道の今後の資本政策に柔軟性を与えると判断した。