「三井アウトレットモール札幌北広島」第2期施設が4月18日オープン、外国人観光客の増加に対応して祈祷室も

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 増設工事を続けている「三井アウトレットパーク札幌北広島」(北広島市大曲幸町3丁目)が4月18日午前10時にスケールアップオープンする。北海道初出店となる「アメリカンイーグル・アウトフィッターズ」や「ギャップアウトレット」、「ナイキファクトリーストア」など45店舗が出店、第2期施設の名称は「メープル・モール」と命名する。増設に合わせて第1期施設も「クローバー・モール」と名付け、増加する外国人観光客も含めてスケールアップオープン後の初年度は500万人の来場者を想定している。
 
 三井アウトレットパーク札幌北広島は、敷地面積約5万2000㎡を使って10年4月にオープン。第1期施設の「クローバー・モール」は鉄骨2階建て、店舗面積は約2万2300㎡。第2期施設の「メープル・モール」は既存施設よりやや小ぶりで鉄骨2階建て店舗面積は約7700㎡。
 
 「メープル・モール」には、45店舗が出店するが、「クローバー・モール」にも新たに4店舗が出店して129店舗になり、施設全体では174店舗と北海道・東北エリアのアウトレットモールとしては最大規模になる。新店舗49店舗のうちで北海道初出店は35店舗にも及ぶ。
 
 オープン以来、台湾、韓国、中国、シンガポール、タイ、マレーシアなどの外国人観光客が観光バスで来場するケースが増えており、オープンした10年度と比べて13年12月まででその数は3・5倍に拡大した。このため、既に実施している3ヵ国、4言語(英語・韓国語・中国語の繁体・簡体)に対応したフロアガイドや外国語通訳コールセンター、免税対応店舗導入に加えて、無料で使えるWi―Fiスポットやショッビング中にお祈りが必要な来場者のためのプレイヤールーム(祈祷室)、外国語対応可能なスタッフがひと目でわかる外国語対応スタッフバッジの着用といった新サービスを導入する。
 なおスケールアップ後の従業員数は約1100人になる見込み。

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