トライアルカンパニーが消費増税後のディスカウント支持を見越し千歳市清流に出店、苫小牧との”ツイン出店”でシェア拡大

流通

 ディスカウントストアのトライアルカンパニー(本社・福岡市)が来年7月をメドに千歳市清流2丁目に「スーパーセンタートライアル千歳清流店」を新設する。道庁が同社の大規模小売店舗立地法届出を6日告示した。
 
 トライアルンパニーの新設は、29日に道庁から告示された「スーパーセンタートライアル苫小牧柳町店」に続く2店舗目。立地場所は千歳市清流2丁目1367番4で店舗設置者はトライアルカンパニーで、店舗面積は3875㎡。新設日は2014年7月23日。24時間営業で駐車場の収容台数は247台、駐輪場の収容台数は60台。
 
 トライアルカンパニーは、2年前の6月に釧路市内に「スーパーセンタートライアル益浦店」(建物設置者・太平洋興発、店舗面積約7800㎡)と釧路町に「同東陽店」(建物設置者・トライアルカンパニー、同約4500㎡)を同時出店。ツイン出店は同社の戦略でもあったが、今回も同時期に苫小牧と千歳市に“ツイン出店”が踏襲される。
 
 同社に関しては、地元福岡でディスカウントスーパーのルミエールが進撃を続けトライアル苦戦の情報もあって、北海道への出店攻勢は当面落ち着くだろうという見方もあった。今回、お家芸のツイン出店が再開されることから、消費増税後のディスカウント業態拡大を見越した同社の積極策は健在だということを示した。詳細は、http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/csk/richi5/251206kokuji-chitose5-1.pdf

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER