2024年度伸びたスーパー、縮んだスーパー

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 帝国データバンク札幌支店(札幌市中央区)が公表した2024年度北海道スーパーストア売上高動向調査。売上高1位から20位までのランキングも掲載されたが、その中で16企業・団体が売上高を伸ばし、4社が減少を余儀なくされた。(写真は、「ダイイチアリオ札幌店」)

 伸び率が大きかったのは、14位のダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)。2024年度(2025年9月期)決算は、前年度22・9%増の107億1700万円と100億円の大台を超えた。前年度に出店した「岩見沢大和店」(岩見沢市)と「旭川4条西店」(旭川市)がフルで売り上げ増に貢献したほか、2024年4月に出店した「岩見沢5条店」(岩見沢市)も寄与した。

 7・8%増になったのは、5位のダイイチ(本社・帯広市)。2024年9月に出店したイトーヨーカドー帯広店跡の「稲田店」(帯広市)、同年11月に新規出店した「千歳店」(千歳市)、2025年3月にイトーヨーカドーアリオ札幌店跡に出店した「アリオ札幌店」(札幌市東区)が、売り上げ増に寄与した。

 6%の伸び率は、1位のイオン北海道(本社・札幌市白石区)と10位の道南ラルズ(同・函館市)。イオン北海道は、札幌市内西友9店舗承継が伸びに貢献、道南ラルズは、2022年9月に新規出店した「スーパーアークス千代台店」(函館市)が好調を維持しているほか、店舗リニューアルも貢献した。

 5・2%増となったのは、17位の「北海市場」を展開するモリワキ(本社・札幌市西区)、5・1%増だったのは11位の「JR生鮮市場」を展開するJR北海道フレッシュキヨスク(同・同市中央区)だった。売り上げ減少が続いていた13位の「フードD365」や「生鮮市場」を展開する豊月(同・苫小牧市)は、下げ止まりして3・0%伸ばした。

 売上高が3・1%減少したのは、「卸売スーパー」を展開する津司(同・同市手稲区)。2023年度から2024年度にかけて、3億円減少した。順位は、2023年度の14位から15位に下がった。2・7%減少したのは、9位の北雄ラッキー(同・同)。2024年8月に「スーパーくまがい」を承継した「ラッキーマート白老店」(白老郡白老町)、同年11月には「ラッキーマート南幌店」(空知郡南幌町)を出店したが、いずれも小型店のため、2024年2月に閉店した「発寒店」(札幌市西区)の売り上げ減少をカバーできなかった。

 1・7%減少したのは、「スーパー魚長」や「生鮮元気市場」などを展開する魚長(本社・函館市)。順位は、前年度の15位から16位に下がった。0・7%減少したのは、4位の「ホクレンショップ」や「エーコープ」を展開するホクレン商事(同・札幌市北区)だった。

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