ホクレン商事が「エーコープてしかが店」オープン、JA摩周湖から事業移管

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 ホクレン商事(本社・札幌市北区)は2025年11月27日、「エーコープてしかが店」(川上郡弟子屈町中央3丁目7-12)をオープンさせた。JA摩周湖が運営していた「Aコープてしかが店」の事業移管を受けたもので、店内設備を一新、取り扱いの商品数も増やした。(写真は、2025年11月27日にオープンした「エーコープてしかが店」=ホクレン商事提供)

「Aコープてしかが店」は、オープンから約30年が経過、売り場面積は約250坪。設備老朽化とともに利用客の減少で運営継続が難しいとして、スーパーマーケットを全道で展開しているホクレン商事が、運営を承継することになった。店内什器や冷ケースなど設備機器を一新するとともに、取り扱い商品を増やし、インストア製造している惣菜類の種類も増やした。100円ショップ「Can★Do」のアイテム数も充実させた。設備投資額は1億数千万円で、JA摩周湖が負担した。ホクレン商事が提携している電子マネー「EZOCA」の使用も可能になった。

 年商は、約6億円を予定している。通常営業時間は、9時30分~18時30分、人手不足で現在は日曜日を休んでいる。ただ、歳末に向けて日曜日の運営再開も検討している。ホクレン商事は、「食のライフラインとして町民の買い物需要に応えていきたい」と話している。

(写真は、同店店内=ホクレン商事提供)

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