イオン北海道の「無人店舗」1号店、「根室振興局」に出店

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、2025年12月3日(水)、根室市常磐町3丁目28番地にある根室振興局1階休憩室内に「無人店舗」をオープンさせる。同社の「無人店舗」としては、初の外部店舗となる。(写真は、「無人店舗」のイメージ=イオン北海道提供)

 イオン北海道は、新しい店舗形態として「無人店舗」の出店を検討、イオン北海道本社に実験店舗を設置して、実証実験を行ってきた。今回、本格運用のノウハウが蓄積されたため、売店出店の募集の要望があった根室振興局間内に出店することにした。

「無人店舗」では、飲料や菓子、カップ麺といった加工食品のほか、昼食などに利用できるワントレーの冷凍食品、弁当、惣菜、日用品など約250品目を扱う。商品は、近くにある「イオン根室店」(常磐町3丁目9番地)から運ぶ。「お客様感謝デー」など同社の販促企画にも対応する。精算は、通常の店舗で使用しているキャッシュレス専用レジで対応する。売り場面積は約6坪。同振興局職員は24時間、365日利用でき、来庁者は、月曜日から金曜日の開庁時間内(8時45分~17時30分)に利用できる。同社では、今後、「無人店舗」の出店を検討する。
 なお、根室市役所1階には、セコマ(本社・札幌市中央区)グループで根室市に本店があるタイエーが、有人の「タイエー根室市役所販売店」(営業時間8時30分~17時)を運営している。

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