OICグループ(本社・川崎市幸区)のロピア(同・同)が展開する低価格スーパー「ロピア中の島店」(札幌市豊平区)の外観が見えてきた。これまで、北海道の「ロピア」は、商業施設内へのインショップ展開だったが、今回の「中の島店」は、初めての新設独立店舗となる。オープンの2026年1月まで急ピッチで工事が進む。
(写真は、外観が見えてきた「ロピア中の島店」)
「ロピア中の島店」は、札幌市豊平区中の島2条6丁目の北海道科学大学高校跡地などを利用して、「ニトリ中の島店」とともに建設が進んでいる。敷地内には、北海道自動車学校もあったが、同学校は敷地内の北側に移動し、南側敷地を使って2店舗が配置される。敷地の定期借地権は、ニトリ(札幌本社・札幌市北区、東京本社・東京都北区)が、学校法人北海道科学大学と締結しており、2棟の建屋建設もニトリが一括して行っている。建屋完成後に、ロピアが建屋をニトリから賃借して営業するスタイルを取る。
見えてきた「ロピア中の島店」の外観は、クリーム色の落ち着いたカラーに、ロピアのコーポレートカラーである赤のラインが引かれ、ロゴマークもあしらわれている。出入り口は1ヵ所で、ここにはさらに装飾が施されそうだが、全体的にはシンプルな印象となっている。大規模小売店舗立地法上の店舗面積は約647坪(約2137㎡)。「ロピア」の道内店舗は、旧ヨーカドー3店舗の1階と地下1階のほか、「スーパービバホーム清田羊ヶ丘店」の1階に入っており、いずれも施設内へのインショップ店舗。今回は、「ニトリ」とのコンビネーションによる独立店舗となり、初の新設店舗ともなる。



































