コープさっぽろと北星学園大学が包括連携協定

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 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)と北星学園大学(同市厚別区)は、次世代の北海道を担う人材育成と地域社会の発展に貢献することを目的として、包括連携協定を締結した。(写真は、包括連携協定締結式。左から、北星学園大学・中村和彦学長、コープさっぽろ・小松均専務理事=コープさっぽろ提供)

 協定の内容は、①社会的役割を担う人材育成に関する事項②持続可能な開発目標(SDGs)に関する事項③子育て支援、子ども・青少年育成に関する事項④食育・健康増進に関する事項など。具体的な連携事業として、「海のクリーンアップ大作戦」など環境イベントへの学生参加やコープさっぽろ「エコセンター」の資源循環に関する取り組みへの協力、エネコープと連携した再生可能エネルギーに関する取り組みを予定している。

 協定の締結式は、2025年10月14日にコープさっぽろ発寒本部で行われた。北星学園大学の中村和彦学長は、「サークル活動の一環として海のクリーンアップ大作戦に学生が参加してきたほか、ゼミ単位でコープさっぽろのさまざまなイベントにも参加してきた。提携を機に人材育成、社会貢献の取り組みをさらに前に進めたい」と話した。コープさっぽろの小松均専務理事は、「以前から社会福祉基金の活動を通じて交流があったが、包括連携協定を締結できたことをうれしく思う。この3年間で、北星学園大から新卒約10人を採用している縁もある。今後は、エネルギー関連でも一緒に取り組んでいきたい」と語っていた。

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