セイコーマート(本社・札幌市中央区)は、2025年11月7日(金)の予定で「セイコーマート美香保店」を出店する。建て替えではない新規の店舗で、住宅街への出店となる。(写真は、2025年11月7日にオープン予定の「セイコーマート美香保店」)
出店場所は、環状通と北18条通の間にある住宅街で、以前は、10数年間にわたって、月極駐車場として利用されていた。2車線の生活道路に面しているものの、コンビニエンスストアの立地条件としては、必ずしも整っているわけではない。同様の立地環境の「セイコーマート」には、「東苗穂3条店」(東区東苗穂3条1丁目2-2)がある。駐車台数は、約10台分を確保している。
「美香保」は、地域の通称地名。昭和3年に地元の大地主、宮村朔三、柏野忠八、大塚藤四郎が、各5000坪を公園用地として寄付、3人の頭文字を取って「ミカオ公園」と名付けられたのが由来。昭和10年に市に寄贈、市は、さらに2万坪を買収して「美香保公園」と改称。以降、地域の通称名称となった。「セイコーマート」が、東区で通称地名を店舗名に採用しているのは、2024年6月14日にオープンした「大学村店」(北25条東5丁目3-10)がある。