マックスバリュ北海道(本社・札幌市)の8月中間決算は、売上高445億2000万円、営業利益4億1200万円、経常利益4億2700万円、純利益1億3700万円となった。前期から決算期を1月末から2月末に変更したため前年中間期との比較はしていないが、前年3~8月の同一期間との対比では売上高は6・3%増、客数は3・2%増、客単価は3%増になった。
 
 中間期では7月に2008年5月以来、5年ぶりの札幌市内新店「マックスバリュ八軒5条店」(西区)をオープンしたほか、既存店改装では3月に「マックスバリュ新琴似店」(北区)、「マックスバリュ琴似3条店」(西区)、4月に「マックスバリュ北26条店」(東区)、5月に「マックスバリユ王子病院店」(苫小牧市)、「マックスバリュ栗山店」(栗山町)、6月に「ザ・ビッグ西岡店」(豊平区)の6店舗で実施。
 
 業態転換は、6月の「ジョイ西町店」(西区)を都心型小型食品スーパー「マックスバリュエクスプレス発寒南駅前店」に、7月には「ジョイ白石店」(白石区)を「マックスバリュ北郷店」にそれぞれ変更した。
 
 新店や既存店改装、業態転換のコンセプトはデリカゾーンの強化。簡単・便利・即食をテーマにした揚げ物、弁当、寿司など惣菜や冷凍食品の品揃え拡充とスイーツ、デザート、ベーカリーも拡充した。
 
 また、イオンのPB(プライベートブランド)『トップバリュ』では特に1食分の主菜・副菜と米飯をセットにしたレディーミールやカット野菜などの導入を拡大した。
 
 2014年2月期は通期で売上高880億円、営業利益14億円、経常利益13億円、純利益3億円を予想している。


この記事は参考になりましたか?