マックスバリュ北海道(本社・札幌市)は、8月中間決算の業績予想を上方修正した。新規出店や既存店舗の活性化によって客数が増加、総菜部門の強化で買い上げ点数も増加したことよる客単価上昇で当初予想よりも売上高、利益面ともに上方修正した。
4月9日に公表した2014年2月期第2四半期業績は売上高437億円、営業利益4億4000万円、経常利益4億円、純利益5000万円、1株当たり純利益7円31銭。
20日の修正で、売上高445億2000万円(1・9%増)、営業利益4億1200万円(6・4%減)、経常利益4億2700万円(6・8%増)、純利益1億3700万円(174・0%増)、1株当たり純利益20円31銭とした。
修正理由は、新規出店や既存店舗の活性化、早朝開店による営業機会の拡大、電子マネーWAONの伸長などによって客数が増加したことや、簡便商品の品揃えを増やす総菜強化のコンセプトで売場を変えたことなどによって買い上げ点数が増加、客単価上昇にも結び付いた。
店舗照明のLED化による電力消費の低減、一般管理費の削減に取り組み営業利益、経常利益はほぼ計画通りに推移。中間期の純利益は特別損失の計上が当初見込みより減少したため前回見通しよりも大きく上振れした。なお、通期業績予想については前回見通しに変更はない。
(※業績修正と特別損失の内容については、本サイト右欄のマックスバリュ北海道のバナーから参照ください)