低価格小型スーパー「DZマート」を展開するダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)は、2025年4月25日、「DZマート岩見沢5条店」(岩見沢市5条東6丁目3-38)をオープンさせた。2024年7月末に閉店した「業務スーパー岩見沢店」跡への居抜き出店で、岩見沢市内の「DZマート」は、「岩見沢大和店」(大和2条8丁目1-3)に次いで2店舗になる。(写真は、2025年4月25日にオープンした「DZマート岩見沢5条店」=ダイゼン提供)
(写真は、買い物客で賑わうオープン当日の店内=ダイゼン提供)
「DZマート」は、ダイゼンが展開している低価格小型スーパーで、旭川市内や道北、道東、空知で計30店舗を展開している。同社は、「業務スーパー岩見沢店」の閉店で空き店舗になっていた建物を、所有者のアルファコート(本社・札幌市中央区)から賃借して運営することにした。店舗面積は約127坪(420・62㎡)と、通常の「DZマート」の半分程度の広さ。低価格の清涼飲料水を中心に、グロサリー食品、青果、和洋日配品などを販売し、初年度売上高3億円5000万円、次年度以降は、4億円超えを目指す。
ダイゼンは、岩見沢市内で2024年4月26日に、「岩見沢大和店」(大和2条8丁目1-3)を「ツルハドラッグ」跡に居抜き出店しており、市内2店舗になる。本拠地の旭川市以外の市で複数店舗を展開しているのは、紋別市の2店舗に次ぐもので、総店舗数は31店舗になった。
「DZマート岩見沢5条店」は、既存の「ツルハドラッグ岩見沢5条店」と同じ敷地内で営業展開をすることになるが、「ドラッグストアと当社のDZマートは、相乗効果がある」(ダイゼン海野正行・常務営業本部長)として、買い物客の奪い合いにはならない見通しを示した。