ツルハ(本社・札幌市東区)は、上川郡鷹栖町北1条2丁目723-29ほかに、鷹栖町の物産館を併設した仮称「ツルハドラッグ鷹栖店」を出店する。オープン予定日は、2025年11月6日が予定されている。(写真は、「物産館」併設の仮称「ツルハドラッグ鷹栖店」の出店場所)
ツルハが出店するのは、雨竜旭川線沿いで、JAたいせつ鷹栖支所と「くらしの店たかす」があった敷地を利用する。建物は、物産館を併設した公共施設として、鷹栖町が建設する。ツルハの店舗面積は約330坪、物産館の面積は約35坪。ツルハ店舗には、100円ショップ「Can★Do」のコーナーも導入する。物産館では、特産品のトマトジュース『オオカミの桃』やジュース、肉、木工品、陶芸品など地場産品の販売を行うほか、多目的スペースも設ける。また、町営バスの発着場も設ける。
事業費は、土地取得費と建設費で4億1000万円。国の交付金で半分を充当、残り半分は、地方債とツルハの家賃収入を充てる。賃貸借期間は20年間。町は、2025年4月18日の締め切りで、物産館の名称を募集している。決定した名称の看板を、物産館入り口に掲げる。
鷹栖町には、鷹栖と北野の2つの市街地がある。北野地区には、小型食品スーパー「Daマルシェ北野店」や「セイコーマート鷹栖店」があり、鷹栖地区には、「ローソン鷹栖町店」がある。町は、2022年度末に「みんなでつくる鷹栖市街地未来ビジョン」を策定、今回の鷹栖市街地での「ツルハドラッグ」「物産館」の建設は、その一環。同施設の近くには、高齢者を中心に、20戸からなる仮称まちなか団地の建設も計画されている。