「コープさっぽろ にしの店」敷地内に「無印良品」、2025年10月オープン予定

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 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、「コープさっぽろ にしの店」(同市同区西野3条3丁目173-6)の敷地内に2階建て店舗を建設、「無印良品」を誘致する。コープさっぽろと良品計画(本社・東京都文京区)のコラボ展開の一環で、2025年10月末に「無印良品」が登場する。(写真は、「無印良品」が入る2階建て店舗の建設場所=右側の駐車場。スロープは廃止される)

 建設場所は、山の手通側の来客駐車場(71台分)。この場所を利用して、コープさっぽろが、2階建ての建物を建設し、1階は、店舗前駐車場敷地内にある「ガスト札幌西野店」が移転入居するほか、事務所、共用バックヤードになる。2階に「無印良品」(店舗面積約508坪=1679㎡)を誘致する。「コープさっぽろ にしの店」の店舗面積は、約604坪(1994㎡)であるため、それよりも約100坪小さい店舗になる。

 コープの店舗とは、高低差があるため、無印良品の2階が、平屋のコープ店舗と接続するようにする。これに伴って、山の手側からコープ店舗前の駐車場に続くスロープは廃止される。「無印良品」のオープンは、2025年10月末が予定されている。コープさっぽろは、店舗に近接していたパチンコ店「ナポリ西野店」が、2022年3月に閉店したことを受けて、土地を取得しており、「無印良品」のオープンに合わせて、76台分の駐車場として供用を開始する。

 コープさっぽろと無印良品のコラボのうち、今回のような併設型は、「岩見沢南店」「しずない店」「ぬまのはた店」の3店舗で、店舗内に売り場を設けるインショップ型は、「やまはな店」「そうえん店」「きたひろしま店」「藤野店」「ソシア店」の5店舗。併設型では、2025年6月下旬の「のっぽろ店」(既存店舗の移転新築)も新たに加わり、「にしの店」は、それに続く併設型となる。

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