アークス、CDP気候変動評価で初の「B」認定

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 アークス(本社・札幌市中央区)は、国際的な環境情報開示システムを運営する非営利団体CDPの2024年気候変動評価において、初めて「B」スコアに認定された。(写真は、「アークス」本社)

 CDPは、国際的な環境非営利団体で、企業や自治体を対象とした環境情報開示システムを運営しており、気候変動、水資源、森林といった環境分野での企業の情報開示や対策を評価する機関。各国政府や国連と連携し、企業の環境対策の透明性向上を促進、2024年は、世界で2万4800社を超える企業が、CDPを通じて情報開示を行った。

 その評価は、企業が「どれだけ真剣に気候変動に取り組んでいるか」を示す国際基準に基づく厳格な審査の結果で、世界中の投資家や金融機関が、企業の環境への取り組みを判断する際の不可欠な基準とされ、企業が、長期的な成長を目指す上で、世界的に重要な指標となっている。

 アークスが獲得した「B」スコアは、8段階中、上位3番目の評価で、自社の環境リスクやその影響を認識して行動しているとされる「マネジメントレベル」に該当する。これは、環境負荷を減らす取り組みを行っているだけではなく、気候変動によるリスクを正確に把握し、実際に行動を起こしている、企業に与えられる評価となっている。

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