ラルズが25店舗にカインズオリジナル商品の専門コーナー

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 アークス(本社・札幌市中央区)グループのラルズ(同・同)は、ホームセンターのカインズ(本部・埼玉県本庄市)と連携し、ラルズが運営する「スーパーアークス」など25店舗で、カインズオリジナル商品の取り扱いをスタートさせた。(写真は、「スーパーアークス明徳店」のカインズ商品コーナー)

 アークスは、グループのエルディ(本社・札幌市豊平区)を通じてカインズと提携、2008年6月に、フランチャイズ(FC)1号店として「カインズホーム大曲店」(北広島市)を開店。現在は、「花川店」(石狩市)、「星置店」(札幌市手稲区)の3店舗を展開している。アークスグループとカインズの協業は、FC事業の他には目立った展開がなかったが、2024年4月に、ラルズが「スーパーアークス菊水店」(同市白石区)のリニューアル時にカインズオリジナル商品の専門コーナーを設置。以後、「スーパーアークスノース」(同市北区)、「スーパーアークス中島店」(室蘭市)などのリニューアル時にも導入、買い物客から好評だったことから、他店舗にも横展開していくことにした。

 カインズ専門コーナーの導入は、札幌市内の「スーパーアークス」「ビッグハウス」「ラルズマート」など13店舗のほか、江別市、千歳市、苫小牧市、室蘭市、伊達市、小樽市、岩見沢市の計25店舗。洗濯用品や掃除用品、キッチン用品を中心として、人気のカインズオリジナル商品を揃える。中でも、ラップ商品や洗剤、ペットシーツなどがよく売れているという。

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