「アインズ&トルペ」、北海道売り上げ1番店は「地下街店」から「ココノススキノ店」に

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 アインホールディングス(本社・札幌市白石区)の子会社、アインファーマシーズ(同・同)が展開するコスメショップ「アインズ&トルペ」の北海道売り上げ1番店が、「ココノススキノ店」になった。これまでは、長く「地下街店」だったが、「ココノススキノ店」が、道内16店舗(Family含む)でトップの売り上げになった。(写真は、「アインズ&トルペ ココノススキノ店」)

「アインズ&トルペ」は、国内外のコスメを中心に、ビューティーケア、ヘルスケア商品まで、専門性の高い品揃えと最新コスメトレンドを発信するコスメショップ。道内では現在、16店舗を札幌市内と北広島市内、新千歳空港内に展開している。これら店舗の中で、旧北洋銀行本店が入っていた北洋ビル地下2階の「地下街店」が、売り上げトップの道内1番店の座を保っていた。

 今回、その座を「ココノススキノ店」が奪う形になった。「ココノススキノ店」は、2024年11月30日に建て替えオープンした複合商業施設「COCONO SUSUKINO」の1階に入っている。以前の「ラフィラ札幌」時代にも1階に入っていたが、新店舗になって面積が増え、売り上げは、旧店舗より倍増しているという。アインHDの大谷喜一社長は、「札幌駅の新幹線工事によって買い物客の流れが大通、ススキノに向かっている。『ココノススキノ店』は、こうした流れの恩恵を受けている」と好調の要因を話している。

 大谷社長は、「アインズ&トルペ」について、コロナの渦中に取り組んださまざまな対策が奏功、不採算店舗の閉店と相まって、全国80超の店舗は、ほぼ黒字になっているとしている。道内の今後の出店は、既に決まっている「シーナシーナ福住店」「トナリエ北広島店」以外に、札幌市内で2~3店舗のほか、函館市内での出店についても検討しているとした。

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