「サッポロ SORACHI 1984」、北海道産ホタテとのマリアージュ認定取得

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 北海道漁業協同組合連合会(略称・北海道ぎょれん、本所・札幌市中央区)は、サッポロビール(本社・東京都渋谷区)の「サッポロ SORACHI 1984」について、北海道産ホタテとの相性が良いとしてマリアージュ認定を行い、2024年12月24日に、調印式を行った。道ぎょれんとサッポロビールのマリアージュ認定は、2024年3月の「グランポレール 余市ケルナー」と北海道産タコ、ホタテに続く2例目。(写真はマリアージュ認定の調印式。左から道ぎょれん・平野康隆参事、サッポロビール・新井健司ブリューイングデザイナー)

 今回のマリアージュ認定は、「SORACHI 1984のふくよかな香りに、道産ホタテの甘みがとても合う」とのサッポロビールによる申し入れにより、実現した。特にカルパッチョのような、酸味のある料理との相性が良いとして、道ぎょれん側が味わったところ、幹部協議もスムーズに進み、今回の認定となった。調印式は、道ぎょれんの入る水産ビル(札幌市中央区)で行われ、道ぎょれんの平野康隆参事からサッポロビールのSORACHI 1984ブリューイングデザイナー、新井健司氏に、認定書が贈られた。

「SORACHI 1984」は、1984年に、空知郡上富良野町で生まれ、サッポロビールが初めて品種登録したホップ「ソラチエース」を使っている。当時は、国内であまり活用されなかったホップだったが、アメリカに渡ると、個性的な香りが、クラフトブルワーたちの目にとまり大ヒット。2019年になって、サッポロビールは、同ホップ100%使用の「SORACHI 1984」の販売を開始した。

 新井氏は、「SORACHI 1984」について、「いろいろな香りを持っていますが、ディルのような香りがあることから、海鮮との相性がとても良い。刺身など生の海鮮との相性が特に良いのが特長です」と話していた。

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