エネルギーや建築資材商社の三ッ輪商会(本社・ 釧路市)は、釧路郡釧路町に出店する。「DCM木場店」(木場2丁目2-3)の敷地内に、2025年6月頃に新店舗をオープンさせる。釧路町内には、「業務スーパー」は初出店となる。(写真は、「DCM木場店」敷地内の「業務スーパー」出店場所)
「業務スーパー」は、フランチャイザー(本部)の神戸物産(本社・兵庫県神戸市)が、国内外の協力工場で製造したオリジナル加工食品などを、フランチャイジー(加盟店)各店舗で販売する製販一体型のスーパー。EDLP(エブリデイ・ロー・プライス)が、コンセプトになっているスーパーで、2024年11月末で、全国1089店舗を展開している。
三ッ輪商会は、業務多角化の一環として、2021年8月に出店した「釧路昭和店」(釧路市)で、「業務スーパー」のFC事業に進出。以降、2022年10月「北見小泉店」(北見市)、2023年3月「旭川緑町店」(旭川市)、2024年9月「旭川永山店」(同)を出店してきた。2025年初めには、「中標津店」(標津郡中標津町)を出店する予定になっている。
今回は、「旭川永山店」と同様に「DCM」の店舗敷地内を利用して出店する。「DCM木場店」の西側にある「SHOE PLAZA釧路木場店」に隣接して出店する。建物は、鉄骨造平屋建て、延べ床面積約236坪(781・80㎡)、2025年1月6日に着工する。建築主は、三ッ輪商会、設計はランドブレイン(本社・札幌市中央区)、施工はエスデー建設(同・旭川市)。工期は2025年5月30日まで。三ッ輪商会は、釧路市に本社があり、DCMはルーツの1社、ホーマックは釧路市の発祥。両社は、釧路繋がりで友好的関係にあり、今後も「DCM」敷地内出店が続きそうだ。